株式会社Kyash代表取締役社長、鷹取真一が初めて着手した自由なお金の流動サービスとは

鷹取真一の経歴

鷹取真一は1986年に生まれました。名古屋市立菊里高校を卒業後、早稲田大学教養学部で経営経済学を専攻し、2008年に新卒で三井住友銀行に入社。国際部門の経営企画に配属され、海外ファンドの戦略投資や海外新拠点設立などに従事。国内外の金融モデルを研究していました。その後、米系戦略コンサルファームであるアクセンチュア・カート・サーモン社の日米拠点にてBtoc向け新規事業に携わりました。鷹取真一が株式会社Kyashを設立したのは2015年のことで、総額約13億円の資本を元手に事業をスタート。現在は鷹取真一自身で同社代表取締役社長を務めながら、順調に事業を拡大させています。

鷹取真一がKyashを立ち上げて変えたかった事実とは?

鷹取真一がKyashを設立したきっかけは「相変わらずお金の移動に時間とコストがかかる」という点に気付いたからでした。モノや情報の移動は、テクノロジーの進化とともに安価かつリアルタイムに行われているのに、お金だけは未だに移動に時間とコストがかかっている。そんな状況に違和感を覚え、鷹取真一はより人々の生活を豊かにしていきたいという目標を胸に事業を立ち上げました。起業といえば幾多の障壁にぶつかり、挫折と回帰を繰り返すイメージですが、鷹取真一はこの壁にぶつかるという感覚もあまり感じなかったそうです。鷹取真一の「この方法がだめなら、別の道を探そう」という手法によって、たった1人で始めたKyashをここまで成長させることができたのかもしれません。

鷹取真一率いるKyashの提供するサービスと今後の経営方針

Kyashの提供する主なサービスに決済をより自由かつ便利に行える「Kyash Visa」があります。これは、すでに所持しているクレジットカードやデビットカードをリンクすることで、いつものカードがより快適に使えるようになるサービスで、カードにスマホを登録すれば「QUICPay+」も利用できるようになります。鷹取真一はテクノロジーの迅速さや便利さを利用し、こういったお金の移動を楽にするサービスを次々に展開。例えばカード紛失時もKyashから簡単にカード利用を停止することが可能になり、従来必要だったカード会社への電話連絡が不要になりました。鷹取真一はプリペイド方式に縛られず、ユーザーのライフスタイルに寄り添ったサービスを今後も提供していく予定です。