カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の代表取締役社長である増田宗昭、その歴史を会社とともに紹介!

増田宗昭の生い立ち

現在、カルチュア・コンビニエンス・クラブの社長をしている増田宗昭は、1951年に大阪府の枚方市で生まれました。同志社大学経済学部に進学して、在学中に洋裁学校にも通っていました。ただし、天才肌のデザイナーが登場したことでその道を断念しました。そして、卒業後は1973年にファッションメーカーである鈴屋に入社しました。こちらでは店長や販促ディレクターなどを歴任しました。1983年に退社して、その年の3月に蔦屋書店を枚方市で設立しました。これが現在のTSUTAYAの前身です。そして、1985年にはカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社を設立して、代表取締役社長に就任しました。

カルチュア・コンビニエンス・クラブが成功するまで

増田宗昭が設立したカルチュア・コンビニエンス・クラブは、TSUTAYAのフランチャイズ本部として生まれました。TSUTAYAは当初書店事業を展開していて、1994年からは書籍販売事業のフランチャイズ展開を始めました。1993年7月からCDの販売チェーンを始め、1997年よりゲームソフトの販売チェーンも開始しました。ほかにも、映像・音楽ソフトなどのレンタルサービスも始めるようになり、TSUTAYAは日本の各地域に浸透していきました。1999年からはいち早くネット事業に着手するようになり「TSUTAYA online」が生まれました。右肩上がりで成長していたときに、増田宗昭は「Tカード」のアイデアを思いつきました。すでにTSUTAYAのカードを持っている人が2千万人近くいて、そのうちの8割の人はガソリンを入れなくてはいけない。もし、ガソリンを入れるときにポイントを貯めることができれば、みんな喜んで使ってくれると考えて「Tカード」のアイデアが生まれ、ENEOSに参加してもらい、今ではTカードに加盟している会社が100を超えて成功しています。

現在の増田宗昭

増田宗昭が代表を務めるカルチュア・コンビニエンス・クラブは資本金1億円、売上高3,606億5,700万円(2019年3月期)、従業員数連結8,800名(2018年1月現在)の大企業です。そのなかで増田宗昭は常に新しいことにチャレンジしようと考えています。たとえば、2013年から図書館の運営を行っています。ほかにも、写真事業や暮らし関連事業、モバイル関連事業、T-SITE事業など幅広い事業を展開して話題になっています。そんなカルチュア・コンビニエンス・クラブが格としているのはライフスタイルです。人の生活に密着した事業を展開することを増田宗昭は心がけていて、今後も多くの人のライフスタイルに大きく貢献していく事業を手がけていくでしょう。