BASE株式会社代表取締役社長、鶴岡裕太が「個人のネットショッピング開設」を実現するまでの道のり

鶴岡裕太の生い立ち

鶴岡裕太は1989年に大分県で生まれました。大学在学中にはクラウドファンディングのプラットフォームである「CAMPFIRE」の運営会社、ハイパーインターネッツのエンジニアインターンを経験。ハイパーインターネッツではプログラミングやディレクションを行い、BASE株式会社の元である「BASE」のプロジェクトが開始されました。また同社では、BASEの立ち上げに携わった家入一真らとの出会いもありました。2012年の11月に正式なサービスとしてBASEをリリース。目標としては2013年4月までに1万店舗開設を達成することを掲げていましたが、画期的なシステムに予想以上の反響を呼び、わずか1か月でこの目標を達成しました。そして同年12月にBASE株式会社として法人化を果たしました。

鶴岡裕太がBASEを立ち上げたきっかけとは

もともとBASEは「Liverty」というプロジェクトの中からスタートしました。鶴岡裕太がBASEというサービスを思いついたきっかけは、地元大分で小売店を営んでいた母親の「ネットショッピングを作ってみたいけど、難しくてよくわからない」という一言。そこで初めて当時のインターネット上に自分のお店を持つこと、決済機能を持つことが一部の人の特権であったことに違和感を覚えたそうです。それからは大学に通いながら、3LDKのマンションで仲間とともに開発に明け暮れ、BASEをリリース。中でも一番注力したのが独自の決済サービスでした。ほかのサービスとは違う世界観を創り出すために、危険の瀬戸際を歩みながら決済機能を実現。そのおかげかBASEはわずか1か月で1万の店舗開設を達成し、鶴岡裕太は周囲に促され、BASEの法人化に至りました。

ネットショッピングのプラットフォーム「BASE」で鶴岡裕太が実現したいこと

BASEの開発によって個人のインターネットショッピングサイトを開設するという難易度は、以前に比べて格段に下がりました。鶴岡裕太はBASEを成長させていくうえで「多様化する社会に対して、解決方法を提示したい」という目標を掲げています。ネットショップにこだわらず、意義ややりがいが価値となる今後の社会で個人のチャレンジを後押しできるような存在にBASEを育てあげていきたいと語っています。資本主義の社会ではなく、様々なことが価値化するこの先で、鶴岡裕太率いるBASEが活躍することは間違いないでしょう。