株式会社LIFULLの代表取締役社長である井上高志、その成功の歴史をご紹介!

井上高志の生い立ち

井上高志は1968年生まれで神奈川県横浜市で育ちました。中流家庭に生まれ育ち、特に苦労することもなく成長していったそうです。勉強もスポーツも中の中であり、引っ込み思案な性格をしていました。兄がとても優秀だったため、いつか兄を超えたいと思っていたそうです。また、父親が普通のサラリーマンをしていたため、自分は起業したいと志していました。1991年に株式会社リクルートコスモスに入社しました。その頃、すでに将来は起業すると誓っていたため、会社は修業の場と考えていたそうです。そこでトップ営業をとるという目標を立ててがむしゃらに仕事をしました。

井上高志がLIFULLを成功させるまで

井上高志は就職して5年で起業することを宣言していました。就職してから新築分譲マンションの営業をしていて、そのときに一般の方が住宅の情報を集めるときに十分な情報を得られず不利な状況にあることに気づきました。これを解決できるサービスを提供できればとても需要があると考えて実際に起業しました。そして、1995年にネクストホームを創業して、1997年には株式会社ネクスト(現株式会社LIFULL)を設立して、代表取締役社長となりました。その頃から、最終的に物件情報のシェア率を100%にすることを目標としました。そこで、全国各地の不動産会社の加盟店や会員を増やしていくための努力をしました。その結果、ピーク時には190万件まで物件数を増やしました。日本には空室のある賃貸や売買物件は500万件ほどあるため、井上高志は将来的には500万件を網羅するようなデータベースを作っていくことを目標としています。物件選びの際に自由に決められる環境を提供することを創業当初から目標にしていて、今でもその夢に向かって邁進しているところです。

株式会社LIFULLの現在

株式会社LIFULLは東京都千代田区に本社があり、資本金は97億1600万円です。従業員数は1,511名(2019年12月31日現在)、売上高は約392億(2019年9月時点)です。現在の井上高志はアジア展開を視野に入れています。TrobitやMitula、LIFULL Rumahといった情報サイトを運営していて、海外の人達からも親しまれています。最終的には海外の物件も網羅するデータベースの構築を始めているのです。また、井上高志は働き方改革にも取り組んでいて、日本一働きたい会社になることを目指しています。井上高志を中心として、株式会社LIFULLは今後ますます発展していくでしょう。住まいを探しているすべての人を応援するメディアを提案しています。