シャフト株式会社の代表である清水健太郎、起業してから現在まで

清水健太郎の生い立ち

清水健太郎は小学校の3年生までサウジアラビアで生活していました。その後、日本に帰国してからは関東で生活するようになり、大学院にまで進学しています。もともと事業を展開したいという夢を持っていたわけではなく、最初は教師を目指していたそうです。そのため、大学院を出てからは高校教師の仕事をしていました。また、非常勤講師として大学で授業をしていたこともあります。主にメディアリテラシーや情報リテラシーといった分野を専門として講義をしていました。

清水健太郎が起業してから

清水健太郎は結婚して2009年に娘が生まれました。そのときに、娘の写真を用いたジクソーパズルがあればいいなと考えたのが起業したきっかけです。たとえば、娘が大きくなったときに、自分が子供の頃の写真を使ったジクソーパズルを与えてあげれば喜んでくれるだろうと発想しました。そして、実際にやってみたところ、その作業を面白く感じるようになり、その面白みをみんなに広めたいと思ったのが事業を始めるきっかけとなりました。そこで、2011年の11月11日という1が並んでいる日に株式会社シャフトを立ち上げたのです。このときは大学の講師をしていたのですが、大学に承諾を得て、副業として会社を起業しました。主力商品となっているのはジクソーパズルです。オリジナルのジクソーパズルの制作をするという事業を積極的に展開しています。お客さんに写真を用意してもらい、そこからパズルを作り上げていきます。もともと清水健太郎はスマホアプリの制作を得意としていたため、そのノウハウが生かされています。たとえば、パズルにQRコードを印刷して、専用アプリで読み取ることによって文字が浮かび上がっていき、BGMに合わせて動き出して見えるというAR機能を搭載した商品を提案しています。世界で初の機能を持ったジクソーパズルを実現しているのです。

現在の清水健太郎

シャフト株式会社は東京都の調布市に本社があります。資本金は300万円であり、従業員は10名に満たない小さな規模の会社です。清水健太郎は今でも積極的に新しい商品を展開しています。たとえば、トレーニング用のオリジナルパズルです。パズルが苦手な人でも問題なく仕上げられるように工夫されています。ほかにも、オリジナルの時計や小物入れ、マグカップなどの制作にも対応しています。また、スマホ向けのアプリの展開も行っています。今後も清水健太郎は利用者に喜んでもらえるサービスや製品を積極的に出していくでしょう。