カバー株式会社代表取締役社長、谷郷元昭が目指すバーチャルタレントの世界市場進出とは

谷郷元昭の経歴

谷郷元昭は1973年に大阪府高槻市で生まれました。慶應義塾大学理工学部機械工学科を卒業したのち、1997年にイマジニア株式会社に入社。同社では家庭用ゲームソフトのプロデューサーを4年、携帯公式サイト部門の事業責任者を1年半それぞれ担当しました。2003年に日本最大の化粧品口コミサイトを運営する「@cosme」の運営会社である、株式会社アイスタイルにインターネットサイト部門の事業責任者として入社します。2年後の2005年には携帯広告メディアを手掛ける、ユナイテッド株式会社に入社し、2008年には株式会社サンゼロミニッツの代表取締役社長に就任しました。同社では日本初のGPS対応スマートフォンアプリ「30min」の提供に携わりましたが、2014年には株式会社イードヘ事業譲渡を行いました。そして2年後の2016年に、自ら立ち上げたのがカバー株式会社です。

谷郷元昭が広げた「バーチャルタレント」への新規参入

谷郷元昭が立ち上げたカバー株式会社では。今話題のバーチャルタレントのマネジメント事業を展開しています。バーチャルタレントとはバーチャルアイドルとも呼ばれるCGを用いた仮想のアイドルのこと。カバー株式会社ではYouTubeを拠点に活動する「VTuber」のマネジメントを主に行っていて、企業主体型の企画、開発、運営というよりは、VTuberになりたい個人のバックアップを支援します。従来であれば設備の整った環境で配信することが必須のバーチャルタレントでしたが、スマートフォンを使って自宅から簡単にライブ配信できるサービスを整備したことで、新規のバーチャルタレント業界参入を後押ししています。

バーチャルタレント業界はどうなる?谷郷元昭率いるカバー株式会社の目標

カバー株式会社では、バーチャルタレントとして活動するクリエイター主体のマネジメントを行っており、バーチャルタレントの顔であるキャラクターデザインは相談しながら決め、配信だけでなく営業、専用アプリケーションの開発など、個人それぞれに合った環境の提供を第一としています。また、谷郷元昭は日本の二次元コンテンツが世界から高く評価されていることに着目し、新しい市場であるバーチャルタレント業界を、国境を越えてさらに展開していく予定です。今後バーチャルタレントが一般的になる時代が到来するかもしれませんね。