株式会社ビザスク代表取締役社長、端羽英子の駆け足エリート人生

端羽英子の駆け足な経歴

端羽英子は1978年熊本県熊本市に生まれました。2001年に東京大学経済学部を卒業し、同年ゴールドマンサックスの投資銀行部門アナリストとして就職。しかし、大学時代からの恋人との間に授かった娘を出産するため、およそ1年で退職することに。どこでも食べていけるようになりたい!という想いからアメリカの公認会計士の資格を取得し、2年後に2003年には日本ロレアルに入社して化粧品ブランドへの予算提案や管理業務を行っていました。しかし、夫のボストン留学に同行することになり再び1年半で退職。ボストンではマサチューセッツ工科大学に通い、経営学修士を取得しました。もともと起業したいという想いがあったため、日本に戻ってからは再びユニゾン・キャピタル株式会社で企業投資を行いながら、経営に関する知識を学びました。端羽英子が実際に起業したのは2012年で、現在株式会社ビザスクの取締役を務めている花村創史とともにビザスクの運営会社であるwalkntalkを設立しました。

端羽英子の起業のきっかけとビザスクのサービスを思いついた体験とは

端羽英子が起業を決意するきっかけとなったのは、娘の中学受験でした。働きながら受験を手伝うのは難しいと実感した端羽英子は、前々から抱いていた起業を決行することに。当時、端羽英子の頭の中にあったのはWeb上で送品を販売するECサイトの運営。そのECサイトの知識を得るべく、知り合いの紹介でECに関する知識のある人間に助言を求めていたところ「この1時間の価値はすごい」ということを意識し始めたそうです。端羽英子は金融機関で働いていたころから、起業して波に乗るまでの人脈や情報、ノウハウは誰かに聞けないものだろうか?と考えており、端羽英子自身が起業するにあたって経験したことが、現在のビザスクの「知見の共有」というサービスの原点となりました。

端羽英子のポジティブ思考過ぎる人生

端羽英子の経歴を見ていると、決して順風満帆であるとは言えないほど目まぐるしく、駆け足で20代を過ごしているのですが、そんな端羽英子はどのようにして起業にたどり着いたのでしょうか?端羽英子は思い立ったが吉日と言わんばかりに行動型である点が成功の理由のひとつです。ビジョンが見える前に行動し、ある程度経験や知識が積み重なったうえて、未来まで見通すことができるのだと言います。また、失敗は努力が足りないだけであり、単なる知識不足なのだと捉える、圧倒的な謙虚さも成功理由であると言えるでしょう。これは謙虚さ=ポジティブとも捉えられ、挫折を味わっても原因を探して再び知識を身に着ける姿勢が端羽英子を成功へと導いたのではないでしょうか。