今までにない会社⁉面白法人カヤック社長、柳沢大輔の作る会社とサービス

柳澤大輔の経歴

柳沢大輔は1974年に香港で生まれました。帰国子女ですが帰国した小学校3年以前の記憶はほとんどないといいます。慶應義塾高等学校に入学した柳澤大輔は、日本で唯一の対句会自動車部に所属。そこでカヤックの共同責任者である貝畑政徳と出会います。その後慶應義塾大学環境情報学部に進学した柳澤大輔はニューラルコンピューティングを専攻し、競走馬の運気を予想するプログラムを開発。そこではカヤックの共同責任者、久場智喜と出会います。1996年に大学を卒業し、ソニー・ミュージックエンタテインメントに入社。通信販売事業部に所属し、企画から商品の買い付け、カタログ顧客対応事業を上流から下流まで一気通貫で経験しました。1998年には柳澤大輔、貝畑政徳、久場智喜の3人で合資会社カヤックを設立。2015年にカヤックを株式会社に組織変更して今に至ります。

面白法人カヤックは何をしている会社なのか

大雑把にいえば社会を面白くするという経営理念を掲げている面白法人カヤック。ではカヤックはどんな業務を行い、どんなサービスを提供しているのでしょうか。カヤックは現在、SNSやWebのプロモーション、VRなどの開発、イベント企画、ブランディング、地域プロモーションの6つのサービスを提供しています。その他eスポーツなども取り扱う、幅広いゲーム関連事業なども展開。過去に関わった実績も公開していて、人気漫画ワンピースの最新作プロモーションや日産の新製品プレゼンテーションなど、数々の人気商品の宣伝、イベントに貢献しています。

柳澤大輔がカヤックを「面白法人」と称する理由とは?

カヤックを面白法人と称す柳澤大輔。これには3段階の想いが込められているといいます。まずは自分たちが面白がること。そして周囲からも面白い人と思われること。そして最終的には誰かの人生を面白くする。これが柳澤大輔率いるカヤックのコンセプトです。カヤックは何のために存在するのかというところを突き詰め、最後には世の中に面白がる人を増やしたいという柳澤大輔。この願いを叶えるために、まずは社員から楽しいと思ってもらえるような会社を作ろうと、カヤックではサイコロで月額+αの給料を決める「サイコロ給」や金銭は発生しないけど、相手の長所を褒めることで給与明細に記載される「スマイル給0円」など独特な評価制度を設け、今までにない会社のスタイルを展開しています。