中村大輔湘南美容外科がYouTuberを公開する理由を解明!

年々美容外科に対する風当たりは弱まり、整形手術を行うことに対する偏見は以前に比べると格段に薄らいでいる他、そのことを大っぴらに批判されることも少なくなってきました。
テレビCMでも美容整形のCMが多くなってきた中で、湘南美容外科クリニックのCMを毎日のように見かける日もあります。
そんな湘南美容外科クリニックでグループナンバー2の位置づけで存在するのが中村大輔さんです。1973年8月30日生まれの中村大輔さんですが、同い年の有名人には、武井壮さんやコラムニストのジェーンスーさん、Amebaの藤田晋さんなどがいます。中村大輔さんが美容整形に対してどのような心持ちを持っているのか、そのあたりを解説します。

中村大輔さんの患者さんに見せる配慮とは?

最近になり美容整形に対する風当たりは幾分和らいでいます。それはコンプレックスに対する考えが変化し、嫌な部分があればそれを変えてでも明るく人生を謳歌すればいいではないかという考え方や、親からもらった体にメスを入れるなんてけしからんという考え方がいささか古くなってきたこと、子供に対して積極的に美容整形などを行う親御さんなども出てきており、以前に比べて美容整形へのハードルは低くなっています。ただそれでも、美容整形手術に対して怖さを持つ人は多く、自分の体にメスが入ることへの抵抗はどうしてもあるでしょう。

中村大輔さんはこうした患者さんたちの複雑な思いを、カウンセリングなどで感じ取っており、患者さんが持っている手術への不安を、どうにかして軽くさせたいと考えるようになります。どうすれば患者さんの気持ちは和らぐのか、そう考えた中村大輔さんはあることを始めます。それが症例写真に掲載です。症例写真を掲載することで、自分と同じような症状で苦しんでいる人がいたとか、自分と同じような症状でもこうすれば改善されるんだと理解され、一定の効果があります。ただホームページを連日更新するのはなかなか大変ということで始められたのがアメーバブログでの症例写真の公開です。中村大輔さんの説明は穏やかで、危機を煽るような感じではないため、安心できるという評判ですが、それでも自分の目で確認したい人が多く、この方が恐怖は消えやすいという配慮もあったことでしょう。

「YouTuber」になった中村大輔さん

アメーバブログで症例写真を公開している中村大輔さん。症例写真を見せればわかってもらえることへの手ごたえをひしひしと感じている中で、もっと分かりやすく説明できる、伝わる方法がないかと模索します。
そこで出てきたのがYouTubeでの説明です。現在、中村大輔さんは、「中村大輔の豊胸美バストチャンネル」というYouTubeチャンネルを解説し、これまでに100本以上の投稿を行っています。
2017年からスタートしたこのチャンネルでは、質問などに積極的に答えています。Q&A形式の最初の動画では、脂肪注入豊胸のメリットについて語っており、この動画の中では、まだ「YouTuber」デビューして間もない中村大輔さんが、メモを見ながら喋りたいことを喋っている様子が見て取れます。

症例動画も紹介され、AIの誤判定でBANされることがないよう、最大限守るべき部分は守りながらも、症例についての説明を行っています。また、豊胸手術で使う豊胸バッグについての比較も行っています。
豊胸バッグはいくら説明を受けても、実際に見てみないことには、どんなイメージかが浮かばないものです。これをYouTubeを通じて説明することで、患者さんの理解度がより進むことは間違いありません。ちょっとしたYouTubeっぽい企画にもチャレンジしており、豊胸手術を行った胸は光るのかという動画を作り、配信しています。一般で検証を行うのはさすがに大変ということで、一緒に働くスタッフが豊胸手術を体験し、そのスタッフを検証に使っています。
湘南美容外科に限らず、医師を支えるスタッフが「実験台」になるケース、医師では気付かない部分を伝える役目を担っており、中村大輔さんもそのスタッフの助言に助けられることもあるようです。
ネット上で囁かれている噂を実際にYouTuberのように検証していけるのは、中村大輔さんだからこそできることです。

最後はやっぱりカウンセリングで

ブログでの症例画像の紹介、YouTubeでの症例動画の投稿などで豊胸手術などの理解を深めていく中村大輔さんですが、これですべていいかと問われればそうとは言えません。中村大輔さんに限らず、美容クリニックで美容整形を行う人たちのほとんどが重視しているのがカウンセリングです。
中村大輔さん自身も、美容外科で働くことで大切にしているのは、医師と患者の信頼関係であると語っています。そもそも症例画像や症例動画を通じて患者さんや、これから美容整形を行う人に丁寧な説明を行うのは、ちょっとやそっとでは心理的な不安は消えず、自分はこれだけ考えているのに医師はわかってくれないと不満を募らせる人たちがいるからです。

不満が生じてしまうメカニズムとして、患者さんには患者さんの理想があり、医師には医師のポリシーがあります。それぞれがお互いの理想をしない、共有しようとしない、浸透しないからこそ、どちらかに不満が生じることになります。だからこそ、患者さんに徹底した説明を行うというわけです。
患者の要望をすべて応える人もいれば、不必要な治療にはノーを突き付け、必要な手術だけしかしない医師もいます。どれだけ仕上がりが良くても、手術を受けた患者さんが満足しなければ意味がありません。満足してもらうには、手術をうまくこなすだけでは不十分で、しっかりとしたカウンセリングを行うことが問われます。

ブログやYouTube、そしてカウンセリング、徹底したコミュニケーションを行う一方、中村大輔さんはまだ納得はしません。なんと、患者さんから中村大輔さんに対して相談メールが届けば、すぐにその返信を返すというのです。ほぼ毎日のように手術をこなし、分刻みのスケジュールをこなしている中村大輔さん。手術が終われば院長室に向かい、相談メールへの返信などを行います。
相談メールを出す患者さんは、どこかで不安を抱えており、それを中村大輔さんは熟知しているので、できるだけすぐに、少なくともその日のうちには返すようにしているのだとか。ついつい翌日になってしまうようなことはなく、不安を少しでも払しょくしてもらえるような取り組みを行っています。

メールを積極的に行うことは、クリニックを急拡大させる際、スタッフとの意思疎通がなかなかうまくいかなかった時に、少しでもコミュニケーションをとろうと様々な形で接触し、長文のメールを送ることもありました。
意思疎通を図りたい、その熱い気持ちは、スタッフはもちろんのこと、中村大輔さんの執刀を受けた患者さんにも伝わっています。だからこそ、多くの人から指名されるような存在となり、湘南美容グループの中でもトップクラスの症例数を記録するようになりました。

まとめ

中村大輔さん自身は、決しておしゃべりではなく、むしろおしゃべりが苦手そうな印象を受けます。それでも心の中は熱いハート、それを表現するようにほぼ毎日ブログやインスタグラムを更新し、動画配信にも力を入れます。中村大輔さんは今後も情報公開に力を入れていくでしょう。