アイテックインターナショナル(ITEC) 山口孝榮の真実を公開します！

アイテックインターナショナル株式会社山口孝榮　創業者

二度の倒産から再起

アイテックインターナショナル株式会社は、スキンケア製品、メイクアップ製品などを開発販売している会社です。
その創業者が山口孝榮氏です。山口氏は1954年生まれで2020年には66歳を迎えます。
福井県美山町（現・福井市）出身で、実家は農家で特別裕福とはいえない環境でした。
大学在学中に車関連商品の訪問販売を行い、友人と「３カ月でNO.1の販売実績」を遂げたことが起業家への第一歩だったと、その著書「ゼロから始めて成功をつかむ知恵」で述べています。
その後、大学を中退し、1974年に19歳で起業しアクセサリー製造販売業などを経て、1975年、地元でアパレル製造会社を起こしました。
事業は順調に拡大し、会社を関連会社を含め年商約10億円を上げるほど成長させました。

２度の倒産と長者番付

公式】I・TEC INTERNATIONAL株式会社(アイテックインターナショナル)

順調に売り上げを伸ばし会社を運営していた山口氏ですが、1981年に予想もしていなかった災難に直面しました。
それは、取引先の商社の倒産により約1億8千万円の不渡り手形を抱え、連鎖倒産に追い込まれてしまったのです。
山口氏は倒産により無一文になってしまいましたが、後援者があらわれ福井市でコンビニエンスストアの経営に携わるようになりました。
その後、アパレル製造業を再開し、1994年1月山口孝榮氏は「株式会社ウインズインターナショナル」を設立し、業績を拡大し、年商約70億円をあげ「21世紀の流通革命を目指す」と業界紙で取り上げられるほどの成功を収めました。
その業績により、山口氏は1997年から3年連続で高額納税者公示制度に該当するほどの高額納税者となり、1999年に納税額が1億2千万円に達しました（高額納税者公示制度は2005年度に廃止されています）。
また、倒産のどん底から再起し、3年で売上100億円を達成した山口氏が「成功集団」の秘策を公開した著作、「ゼロから始めて成功をつかむ知恵―ビジネスには必勝のルールがある」、「新世紀「流通革命」―マルチメディアを武器に第三市場を開拓せよ」の2冊をダイヤモンド社から前者は1999年、後者は2000年に出版してます。残念なことに2冊とも現在絶版になっています。
しかしながら、その後は売り上げは伸びず、2007年9月に事業を停止、再び倒産の憂き目にあってしまいました。
しかし、その後に複数の会社を立ち上げて再起を果たしています。

アイテックインターナショナル株式会社

株式会社ジャパンメディカルサイエンス他の関連会社4社を統合してアイテックインターナショナル株式会社が設立されました。
同社はスキンケアやヘアケア、サプリメントなどを開発・製造・販売していますが、SNSを活用したユニークなフランチャイズビジネスを展開しています。
SNSの活用方法も独特で、同社が直接宣伝活動をするわけではなく、商品を購入した人がその宣伝をインスタグラムやフェイスブック、Twitterなど情報を拡散できるツールを使って販売網を拡大し、次々に売り上げを増やしていきます。

フランチャイズシステム

アイテックインターナショナル(株)のフランチャイズ方式は、コンビニエンスストアのフランチャイズ方式とは異なるやり方です。
コンビニエンスストアなどのシステムは、お店のオーナーがフランチャイズ本部に加盟することで、商号・商標の使用許可とともに確立されたサービスや商品を使う権利を取得します。この権利を使用するロイヤリティ（対価）を支払う方式です。
フランチャイズのメリットは、仕入れ・販売・集客・採用・商品開発などビジネスを行う上で必要な各要素がパッケージになっているため、その事業に経験がないオーナーでもビジネスを進めていくことができます。しかし、ある程度まとまった開業資金が必要です。
アイテックインターナショナル(株)のフランチャイズ方式は、通常のフランチャイズ方式とは異なり、同社の商品宣伝を個々のフランチャイズ会員に任せ、顧客の勧誘や商品販売し、また同様のビジネス会員を増やしていくことで報酬が貰えるというシステムです。必ずしも、店舗を構える必要がありません。
この販売方式は、連鎖販売取引という名称で訪問販売、通信販売及、電話勧誘販売と同様に「特定商取引に関する法律」に定義されています。同社のサイトには、特定商取引に関する記述が掲載されています。
ミキプルーンやアムウエイなど多くの会社がこの販売方法を採用しています。