雇用は企業からスカウトする時代へ!株式会社ビズリーチ代表取締役社長多田洋祐の取り組み

多田洋祐の経歴

多田洋祐は1984年生まれで、2006年に中央大学法学部法律学科を卒業しました。大学在学中からヘッドハンティング会社で経験を積んでいた多田洋祐は卒業後に、実行力のある経営者などのエグゼクティブ層を対象とした人材紹介会社を立ち上げ、そこで経験を活かしながらトップハンターとして活躍。2006年には株式会社プレアデスの取締役副社長に、2011年にはファンスクウェア株式会社代表取締役社長、そして2012年に株式会社ビズリーチの人事部長として入社しました。多田洋祐が株式会社ビズリーチの代表取締役社長に就任したのは2020年のことでした。

多田洋祐が感じた日本の雇用状況

株式会社ビズリーチが提供しているのは、優秀な人材を企業側からスカウトするという場です。いまだに雇用側の立場が強い日本の雇用状況は欧米諸国から30年以上の遅れをとっていると指摘し、企業にとって優秀な人材に企業自らがアプローチするという主体的かつ能動的な採用活動である「ダイレクトソーシング」という方法を日本に導入。多田洋祐はこれを日本に広めるにあたり、「ダイレクト・リクルーティング」という造語を掲げて地道にアプローチを重ねました。優秀な人材を採用する企業経営の採用力は、結果として企業全体の損益に関わるため、経営力と深く結びつきます。この課題をクリアすべく、海外のダイレクトソーシングを日本に持ち込んだのがビズリーチなのです。

株式会社ビズリーチはこれからの日本にどう貢献していくか

多田洋祐率いる株式会社ビズリーチが目指すのは、生涯のキャリア形成に併走し、国全体の生産性を上げるようサポートしていくこと。多田洋祐はビズリーチの他に、20代のキャリア形成を手助けする「キャリトレ」や、より詳細で大量の情報で企業同士を比較し、人材活用を促進する「HRMOS」など多くのキャリア形成にまつわる事業に携わっています。また、生涯のキャリア形成に併走するという目標を達成すべく、社内のエンジニアとセールス間の壁を取り払い、より躍進的なアイデアが生み出せるように意識したり、目の前の短期的な利益を追求するのではなく、中長期的な見通しをもって投資したりと、前例にない取り組みを行っています。今後、日本の雇用問題を主体となって解決していくのは株式会社ビズリーチで間違いないでしょう。