株式会社ユーザベース代表取締役社長、梅田優祐が切り込んだBtoC業界向けの情報インフラシステムの必要性とは

梅田優祐の生い立ち

梅田優祐は1981年にアメリカのミシガン州で生まれました。1歳のころに日本に帰国し、5歳のときに再びデトロイトに渡り、そして小学3年で日本に帰国。それからは日本で生活していました。横浜国立大学経営学部を卒業した後、2004年に独立型の経営戦略コンサルティングを展開するコーポレイトディレクションに入社。その後2007年にUBS証券への入社を経て、翌年の2008年に新野良介、稲垣裕介とともに企業向けの情報インフラを提供する、株式会社ユーザベースを設立しました。その後は2015年にニュース配信システムである株式会社ニューズピックスを設立し、現在ではニューズピックとユーザベースの2社でCEOを担当しています。

梅田優祐が共同でユーザベースを設立したきっかけとは

梅田優祐は2人の共同経営者とユーザベースを立ち上げましたが、学生時代などは企業したいという思いはなかったと言います。梅田優祐は自分の意志で仕事を選びたいという思いを胸に、経営コンサルになり、その後グローバル展開の意識に目覚め、UBSに転職。実はこのUBSで経験した業界分析や市場分析の煩わしさと圧倒的な情報量が、梅田優祐を起業に駆り立てました。梅田優祐が感じたのは「なぜビジネス領域には誰もが容易に利用できる情報インフラがないのか」ということ。Google検索ではあらゆる情報に簡単にアクセスできるのにも関わらず、この業界にはその情報インフラシステムがないことに気づきました。こうして梅田優祐はBtoCの世界で、誰もがスマートに働けるような情報インフラの整備を目標にしてユーザベースの立ち上げに至ったのです。

梅田優祐率いる株式会社ユーザベースの志とは

株式会社ユーザベースでは「経済情報で、世界を変える」という課題をもとに設立されました。この課題は今現在も変わらず、世界中に溢れるビジネス情報を整理し、ビジネスパーソンの生産性を向上させ、創造性を解法する。そして結果的に世界に変革を興すという志を胸に、現在も新たなサービスの開発に努めています。また、株式会社ユーザベースでは社内での働き方や人と人との関わり方にも注力していて、時間や場所にとらわれない自由主義やオープンコミュニケーション、全ての業務に関してスピーディーであること、失敗を恐れない事、以上の4つを常に意識し、チームとしての仲間意識を持ちながらサービスの提供を続けています。