Peatix株式会社代表取締役社長、原田卓がイベント運営のプラットフォームPeatixを立ち上げた理由

原田卓の経歴

原田卓は1973年に東京に生まれました。アメリカのイェール大学を卒業したのち、ソニー・ミュージックエンタテイメント株式会社に入社し、海外契約事業に参加しました。2001年にアマゾンジャパンに入社し、エンタテイメント部門を統括。2005年にはアップルに入社し、iTunes Music Storeの立ち上げ及びマーケティングに従事しました。2006年、再びアマゾンジャパンに戻った原田卓はマーケティング、モバイル部門を統括。原田卓が起業したのは翌年2007年のことで、当時はOrinoco株式会社として日本で事業を開始しました。2011年から現在のPeatixのサービスを開始し、同年12月にはグローバル展開のために本社をカリフォルニア州マウンテンビューに移転。米国法人Peatix Inc.を設立し、現在も原田卓が代表取締役社長を務めています。

原田卓がPeatixを立ち上げたきっかけとは

数多くの有名企業で功績を残してきた原田卓ですが、ソニーに入社してからPeatixを立ち上げて現在に至るまで、音楽に携わりたいという強い気持ちが原田卓の背中を押したといいます。幼少期からバイオリニストの父の影響でクラッシックを聞くことが多く、物心がつく前から音楽と密接にかかわってきた原田卓は数々の音楽事業に参加し、音楽アーティストの使用を目的としたPeatixを立ち上げました。当初のPeatixでは音楽アーティストが抱える問題のを解決すべく立ち上げられましたが、現在では音楽アーティストだけではなく、様々なジャンルのイベント主催者が利用できるイベント運営のプラットフォームとなっています。当初の「音楽アーティストが抱えるイベント運営の問題解決」というアイデア自体、音楽と長年にわたって携わってきた原田卓ならではの発想でした。

Peatixの成長で原田卓が願う今後の音楽の在り方

前述した通り、もともと音楽アーティストの使用を目的として開発されたのがPeatixですが、Peatixのサービスによって音楽アーティストだけでなく、より多くの個人や団体がイベント開催に踏み切ることができるようになりました。原田卓はこの容易なイベント開催だけでなく、この開催できたイベントを通して、結果的にいろいろな思いや考え、感情を共有することができたという体験が広がっていくことを目標としています。Peatixは今後イベント開催という事業を通して、さらに人々の交流を促していくでしょう。